-- 計算機合成ホログラムの高速生成、分割生成 --


[分割の意義]

高解像度の大型HOEを作るためには、多くの画素を持つデバイスが必要になる。つまり、デバイスの画素数にHOEの大きさが依存することになる。そこで、ホログラムを分割して独立に計算した要素ホログラムを合成することにより、大きなホログラムを生成することを考える。そして、その一つ一つを液晶に出力して、レーザで照射しレンズで縮小して記録することにより大きなHOEを生成することができる。 このために、液晶の画素数に一致するまで干渉縞を分割する必要がある。しかし、HOEの大型化に伴い、膨大な画像ファイルに応じた記憶容量が必要になり、また多くの干渉縞生成時間を費やすこととなる。よって、ホログラム計算の高速化及びCGHの分割に着目する。下に、分割の概念図を示す。ちなみに図の320x220は、今使用している液晶の大きさです。

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