イメージセッタでホログラムを出力

5000 dpi 程度のイメージセッタを使えば,透明フィルムに計算機合成ホログラムを出力することが可能です.イメージセッタは高価なものなので個人で買うのは無理ですが,出力サービスで1枚数千円でプリントしてくれます.

5000 dpi というのは3次元像の再生には十分な細かさではありませんが,覗き込むタイプのホログラムなら像ははっきりと確認できます.実際に市販されているホログラムメガネもイメージセッタで出力しているらしいです.以下に実際の再生像を示します.

元画像の例

この画像から WinFft を使ってフーリエ変換型ホログラムを計算します.それをイメージセッタで透明フィルムにに出力したものにレーザーポインタの光をあてて像を再生したものが以下の写真です.

レーザポインタで再生

WinCgh を使って3次元物体のホログラムを出力した場合は,覗き込む位置を変えると像の見え方が変化します.

コンピュータでホログラムを作ろう