ホログラフィックテレビジョン

研究紹介


液晶パネルを用いたレーザー再生ホログラムの実験

液晶パネルを用いたホログラフィックテレビジョン

 液晶パネルを用いる方式は,フルパララックス(左右だけでなく,上下方向の視点の変化に対しても像の見え方が変化する完全な立体表示)であることが特徴ですが,その分計算時間がかかることが問題でした.当研究室では,イメージ型ホログラムとすることで,点光源に対して計算すべき面積が液晶パネルのごく一部で済むことに着目し,フレネルホログラムに対して数千倍の計算速度が得られることを示しました.

  1. インタラクティブホログラフィックテレビジョン
    ―イメージ型による高速化とレインボウホログラムを用いたフルカラー化―
    山口健,吉川浩
    映像情報メディア学会誌, Vol. 60, No. 5, pp. 813-818, 2006年5月

  2. Takeshi Yamaguchi and Hiroshi Yoshikawa: Real time calculation for holographic video display, SPIE Proceedings of Practical Holography XX, Vol. 6136, #6136-31, Jan. 2006

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